婦人科検診
FUJIFILM AMULET Innovality 2018年4月より稼動!!
従来よりさらに高画質・低線量で撮影可能になりました。
当施設では、より精度の高い検診を受けていただけるよう日本乳がん検診精度管理中央機構の認定を取得し、高い撮影技術、精度の高い画像を提供いたします。
・マンモグラフィ検診施設画像認定施設
・検診マンモグラフィ撮影認定技師による撮影
・検診マンモグラフィ読影認定医師による読影
・女性技師対応
女性がかかるがんの中で、乳がんの割合が年々増加しています。
最もかかりやすいのは40代・50代です。
乳がんは早期で発見されれば約90%が治癒するといわれています。
早期発見・早期治療のために年に一回の乳がん検診を受けましょう。
知ってますか?お得な乳がん検診制度
公的な補助金により、無料や少額の自己負担額で乳がん検診を受けられる制度があります。対象年齢、お申込み方法、自己負担額等は市町村によって異なります。乳がん検診を受ける前に、お住まいの市町村でお得な制度を利用できるか確認してみてはいかがでしょうか?
マンモグラフィ検査
乳腺の組織内部を写真に写し出すため、乳房全体を引き出して圧迫をし、平らにして撮影します。乳房を圧迫しながら薄く均等にすることによって、放射線の被ばくの量を少なくする効果もあります。(検査時間10分程度)
メリット
- 石灰化のある小さな乳がんを発見しやすい
- 短時間での検査が可能
- 検査の有効性が認められています(感度80~90%)
デメリット
- X線による被ばくがあります
- 乳房を圧迫して撮影する為、多少痛みを伴うことがあります
- 乳腺密度の高い乳房は病気の発見が難しいことがあります
注意事項
検診マンモグラフィ撮影できない方
- ペースメーカーを装着している方
- 豊胸術を行っている方
- VPシャントが入っている方
- 妊娠中の方、妊娠している可能性のある方
以上の方は乳房超音波検査をお受けください。
乳がん検診を受診される方は、検査に支障をきたす場合があるため、ボディクリーム・制汗剤などをつけないで受診してください。
超音波検査
超音波の伝わりをよくするために乳房にゼリーをぬり、プローブをあて、内部からの反射波(エコー)を画像にし乳腺構造を観察します。(検査時間15分程度)
メリット
- 乳腺密度の高い乳房に有効
- からだへの害や負担がありません
- 授乳期でも検査可能
デメリット
- 微細な石灰化の発見が難しい
- 乳がん発見の精度はまだ研究段階にあります(2021年6月現在)
当施設では、マンモグラフィ検査と超音波検査を提供しています。乳房のチェックは、年代や乳腺の状態に応じて、受けてほしい検査と注意してほしいポイントが異なります。
早期発見のために、自分にあった検診を選んでください。
※視触診は行っておりません。
*乳腺状態により両方必要な場合と、どちらかでいい場合があります。
乳腺専門医療機関で今後の検診の受け方を相談
乳腺の状態を知り、乳がんのリスクについて考えましょう。月1回の自己触診を行ってください。
年1回の超音波がおすすめ
30代はまだ乳腺の厚みがあるため超音波検査を優先してください。
年1回マンモグラフィと超音波がおすすめ
40代は日本女性の乳がん発症のピーク。『乳がん検診適齢期』を自覚し検診をぜひ行なってください。
閉経前後も忘れずに年1回の検診を
40代と同じく乳がん発症の高い年代。更年期によりホルモンの影響で乳腺状態も変わりやすい時期。年1回忘れずに検診を!!
閉経後も年1回の検診を!!
乳がんはいくつになってもかかる病気です。乳腺組織が萎縮し脂肪に置き換わるため、マンモグラフィでみやすくなります。
検診結果は主に4種類です。
1.異常なし
引き続き、月一回の自己検診や年一回の乳がん検診など、年代別にあった検査を行いましょう。
2.心配なし
引き続き、月一回の自己検診や年一回の乳がん検診など、年代別にあった検査を行いましょう。
石灰化や腫瘤などのコメントがあっても、良性のものなので心配いらないでしょう。しかし、新たなしこりや石灰化ができる可能性があります。毎年忘れず検診を行いましょう。
3.要経過観察
そのまま放置せず、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月後に必ず再検査を受けましょう。
良性の可能性が高いが大きさなどが変化する可能性がある場合や、低い確率で良性とは確定できない場合、要経過観察となります。
4.要医療
悪性の可能性があるので、さらに詳しい検査を受けましょう。
「要医療=悪性」というわけではありませんので、恐れずに精密検査を受けましょう。実際、精密検査を行って良性だったという人が多いくらいです。乳腺専門医を必ず受診してください。