健診の種類と料金
オプション検査 -乳房MRI検査-(事前予約が必要です)
乳房用のコイルを使用し、うつ伏せで撮影します。検査着のまま撮影可能です。マンモグラフィのように乳房を圧迫することはありませんので痛みがなく検査できます。
乳房手術後や高濃度乳房の方※1また、マンモグラフィの痛みが強い・乳がん発症のリスクが高い方※2にもオススメです。
(当センターの乳房MRI検査は造影剤を使用しません。)
当センター各乳房検査の比較
乳房MRI | マンモグラフィ | 乳房超音波 | |
被ばく | なし | あり | なし |
着衣 | 検査着を着たまま | 服を脱ぐ | 服を脱ぐ |
検査時間 | 約20分 | 約5分 | 約15分 |
検査の特徴 | 動けない | 圧迫板で挟む | プローブをあてる |
狭い空間・大きな音 | 圧迫による痛み | ||
料金(税込) | 25,300円 | 1方向4,400円 | 4,400円 |
2方向6,600円 | |||
豊胸術後 | 術後も検査可能 | 豊胸術後は不可 | 術後も検査可能 |
高濃度乳房 | 影響小 | 影響大 | 影響小 |
※1 高濃度乳房(デンスブレスト)
高濃度乳房とは、乳房の中の乳腺の割合が多いタイプの乳房のことです。
マンモグラフィでは、乳腺は白く描出されます。一方、腫瘤も白く映るため、乳腺が多く、比較的白く映る高濃度乳房の方は、本来発見しなければいけない腫瘤が隠れてしまう可能性があります。
※2 乳がん発症のリスクが高い方
- 初潮年齢が早い、閉経が遅い方
- 出産・授乳歴がない方
- 家族親族に乳がんになった人がいる方
- 喫煙や飲酒の習慣がある方
- 肥満、運動不足の方
注意事項
乳房MRI検査は強力な磁場の中に入って検査します。
そのため、次の項目に当てはまる方は検査を受けることが出来ません。
- 体内にペースメーカーや埋込型除細動器、人工内耳、心臓人工弁などの電子機器が入っている方
- 妊娠中および妊娠の可能性がある方
- 過去3ヶ月以内に体内に金属(インプラントやステント等)を入れる手術をおこなっている方
- 神経刺激装置、骨成長刺激装置を装着している方
- インスリンポンプや持続グルコース測定器を装着している方
- 体内で移動、脱落の可能性のある金属を挿入している方
また、人工関節の手術や脳動脈瘤の手術を受けられた方、その他体内に金属が入っている方、閉所恐怖症の方は、検査を受けられない場合があります。事前にお問い合せください。