健診の種類と料金

健診別項目表

脳ドック:55,000円(税込)

診察・問診 身体計測 視力検査
聴力検査 心電図検査 尿検査
血液検査 胸部X線検査 胃部X線検査
腹部超音波検査 肺機能検査 眼底検査
眼圧検査 血圧検査 頭部MRI・MRA検査
頚動脈検査 便潜血検査 動脈硬化検査

人間ドック・脳ドック・セットドックにはお食事が付いています

食物繊維や塩分量を意識したメニュー構成になっています。検査終了後にごゆっくりお召し上がりください。
・人間ドックお食事メニュー(PDF)

脳卒中とは

脳卒中とは正式には脳血管障害といい、脳の血管が破れたり(脳出血・くも膜下出血)、詰まったり(脳梗塞)する病気です。
現在では医学の進歩により脳卒中による死亡率は低下しつつありますが、脳卒中にかかる人はあまり減っていません。脳卒中を起こしますとたとえ救命できたとしても、麻痺などの運動障害や失語、痴呆といった重度の後遺症を残す事が多く、経済的にも社会的にも損失が大きくなります。そうならないためにも無症状のうちに脳の病気、あるいはその危険因子を早期発見し、予防していく事が大切です。

MRI装置
超音波診断装置

脳卒中の危険因子

高血圧

最も重要な脳卒中の危険因子です

高脂血症・脂質異常症

血中のコレステロールや中性脂肪の量が多いと動脈硬化が進みます

糖尿病

動脈硬化が進み、特に動脈の壁が非常に脆くなります

不整脈

血管の中に血の塊ができやすくなります

肥満

動脈硬化が促進されます

喫煙

動脈硬化が進みやすく、血管の中に血の塊ができやすくなります

過度の飲酒

肥満や高コレステロール血症を引き起こします

脳ドック検査内容

検査項目 内容
頭部 MRI 検査 無症候性の脳梗塞とその他の病気の有無を検査します
頭部 MRA 検査 未破裂の脳動脈瘤や脳血管の狭窄の有無を検査します
頚動脈超音波検査 血栓の有無と動脈硬化の有無を検査します
胸部X線検査 肺や心臓の状態を検査します
血液検査





脳卒中の危険因子の有無を検査します

尿検査
心電図検査
眼底・眼圧検査
血圧測定
身体測定
視力検査
聴力検査

注意事項

頭部MRI・MRA検査は強力な磁場の中に入って検査します。
そのため、次の項目に当てはまる方は検査を受けることができません。

    • 体内にペースメーカーや埋込型除細動器、人工内耳、心臓人工弁などの電子機器が入っている方
    • 妊娠中および妊娠の可能性がある方
    • 過去3ヶ月以内に体内に金属(インプラントやステント等)を入れる手術をおこなっている方
    • 神経刺激装置、骨成長刺激装置を装着している方
    • インスリンポンプや持続グルコース測定器を装着している方
    • 体内で移動、脱落の可能性のある金属を挿入している方

 
また、人工関節の手術や脳動脈瘤の手術を受けられた方、その他体内に金属が入っている方、閉所恐怖症の方は、検査を受けられない場合があります。事前にお問い合せください。
 

症例 MRI脳梗塞
症例 頚動脈狭窄
症例 MRA脳動脈瘤

脳ドックご受診の方へ(お知らせ)

平成30年4月1日受診分より脳神経外科医師による面談が廃止となります。なお、血液検査等の健診結果は健診当日の医師診察時にご説明しお渡しとなりますが、脳関連検査等の画像検査については、専門医の読影診断後(約2~3週間後)に郵送にてご報告させていただきます。
※ご不明な点がございましたらお問い合わせください。